株式会社マキタより、2026年2月に40VMAX対応の充電式ポータブルバンドソーが発売されましたので、徹底解説します。
ポータブルバンドソーPB003Gのスペック



| 製品名 | ポータブルバンドソー |
| 型番 | PB003GZ |
| ボルト数 | 40V |
| 定価 | 52,100円 |
| 税込価格 (定価×65%+税) | 37,200円 |
| ノコ刃 | 835×13×0.5mm |
| 周速 | 1.3~3.2m / 秒 |
| 最大切断能力 | 丸パイプ:66mm径 角パイプ:66×66mm |
| サイズ | 392×175×244mm |
| 重量 (バッテリー装着時) | 3.8kg |
| 付属品 | ※バッテリー・充電器別売 ソーブレード(BIM18山/インチ) 六角棒スパナ4mm サイドグリップ |
PB003Gは、40Vのフルパワーと部材に合わせた細かな調整が可能な、軽量コンパクト設計のポータブルバンドソーになります。
ポータブルバンドソーPB003Gの特徴
重負荷切断ができるパワー



PB003Gは、重負荷時でも快適に切断できる40Vパワーと粘り強さを持った製品です。
40Vハイパワーとブラシレスモーターで重負荷時でも快適な切断が可能で、従来の18V機よりも約30%の切断スピードUPを実現、定回転制御機能で負荷の大きな切断でも安定した作業がおこなえます。
以下は、1充電当たりに切断できる作業量になります。
| 切断対象 | 炭素鋼鋼管 | 鋼製電線管 |
| サイズ | 48.6径×厚3.7mm | 38.1径×厚1.4mm |
| 1充電当たりの切断数 ( BL4025使用時 ) | 約60本 | 約275本 |
3.7mmと分厚い炭素鋼鋼管でも1充電当たり約60本切断でき、従来の18V製品よりも1.3倍の切断本数となります。



最大切断能力は66×66mmと大きく、軽天材を1発で切断できるパワーを搭載しながら、本体は軽量コンパクト設計となっており、天井向きや無理な態勢でも楽に対象物を切断することが可能です。
部材に合わせた切断が可能



グリップの下にスピード調整ダイヤルが搭載されており、切断する部材に合わせて回転速度を調整することが可能です。
以下は、ダイヤル調整による切断用途の目安になります。
| ダイヤル | 切断用途 |
|---|---|
| 1 | 【難削材】ステンレス・合金鋼 |
| 2 | |
| 3 | 【厚肉材】鋼材 ( 丸棒・形鋼・鋼管 ) |
| 4 | |
| 5 | 【薄肉材】鋼材 ( 鋼管 ) |
| 6 |
ステンレスなどの硬い素材にはダイヤル1で切断速度を落として使用し、負担のかからない柔らかい薄い素材にはダイヤル6の高速切断で対応します。
切断する対象物によってスピードを調整することで作業時間を短縮できるほか、ブレードの寿命も伸ばすことが可能なため、経済的にも優れた機能になります。



ストッパープレードはレバー操作のワンタッチで移動できるため、部材に合わせたプレート位置をツールレスで行うことが可能です。
様々な種類の部材を切断する方は、プレート位置の調整に手間がかからず作業効率を改善できる設計となっています。
LEDライトは拡散レンズ






拡散LEDライトが搭載されているため、暗所の作業時でも部材へのブレード位置を目視で簡単に確認することが可能です。
防じん・防滴



本体・バッテリー含めIP56保護等級対応の防じん・防滴機能で、粉じんや雨天の作業などハードな環境化でも作業する耐久力を備えています。
別売スタンドで安定した作業が可能



バンドソー用スタンドセットを使用すると、対象物を上から押しあてるように切断できるため、安定して切断することが可能です。



スタンドに付属のバイスクランプは、対象物を斜め方向に抑える設計となっており、ガイドフェンスとベースに力強く固定できるため、安定した切断作業が可能です。



スタンドへの取り付けはPG003Gにアームプレートを装着して、つまみネジ2本で本体を固定するだけで、簡単に設置することができます。
他社製品との比較
| 写真 | ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() |
| メーカー | マキタ | マキタ | HiKOKI |
| 型番 | PB003GZ | PB183DZ | CB18DBL(S)(NN) |
| ボルト数 | 40V | 18V | 18V |
| 定価 | 52,100円 | 43,900円 | 58,100円 |
| 税込価格 (定価×65%+税) | 37,200円 | 31,300円 | 41,500円 |
| ノコ刃 | 835×13×0.5mm | 835×13×0.5mm | 900×12.5×0.5mm |
| 周速 | 1.3~3.2m / 秒 | 1.3~3.2m / 秒 | 1.3~3.2m / 秒 |
| 最大切断能力 | 丸パイプ:66mm径 角パイプ:66×66mm | 丸パイプ:66mm径 角パイプ:66×66mm | 丸パイプ:83mm径 角パイプ:80×80mm |
| 調整ダイヤル | 1~6 | 1~6 | 1~5 オートモード |
| プレート調整 | ワンタッチレバー | ワンタッチレバー | ネジ止め |
| LEDライト | 拡散レンズ | 通常品 | 通常品 |
| スタンド設置 | 可 | 可 | 不可 |
| サイズ | 392×175×244mm | 392×174×242mm | 413×173×266mm |
| 重量 (バッテリー装着時) | 3.8kg | 3.8kg | 3.6kg |
| 付属品 | ※バッテリー・充電器別売 ソーブレード(BIM18山/インチ) 六角棒スパナ4mm サイドグリップ プラスチックケース | ※バッテリー・充電器別売 ソーブレード(BIM18山/インチ) 六角棒スパナ4mm サイドグリップ プラスチックケース | ※バッテリー・充電器別売 帯ノコ(18山/インチ) 六角棒スパナ4mm サイドハンドル プラスチックケース |
40VのPB003GZと18VのPB183DZを比較すると、切断スピードや高負荷時の粘り強さに大きな差があるものの、その他のスペックに関しては大きな変化は見られない。
サイズや重量に関してもほぼ同等品のため、18Vユーザーが40V製品を購入するメリットとしては、切断スピードの向上一択になりそうです。
HiKOKI製品とは、ノコ刃のサイズに違いがあるためシンプルな比較は難しいが、切断能力や軽量化はHiKOKIが優れる一方で、マキタ製品は調整ダイヤルやプレート位置の調節など細かな設計が優れており、スタンド設置による安定切断も可能です。
手に持って切断するならHiKOKI、地面で安定して大量に切断をするならマキタといった選び方が良いでしょう。
まとめ



本記事では40VポータブルバンドソーPB003Gを解説しました。
PB003Gは、40Vのフルパワーと部材に合わせた細かな調整が可能な、軽量コンパクト設計のポータブルバンドソーになります。
















コメント