工期ホールディングスジャパン株式会社より発売中の36V コードレスインパクトレンチ WR36DD について、徹底解説します。
元工具バイヤーホームセンター勤務14年。工具バイヤー3年の経験でわかりやすくお伝えします。
WR36DD のスペック
| 項目 | WR36DD |
|---|---|
| 写真 | ![]() ![]() ![]() |
| 発売日 | 2021年6月 |
| ボルト数 | 36V |
| 定価 | 109,200円 46,800円 (フルセット/本体) |
| 角ドライブ | 19mm |
| 最大締付けトルク | 630N・m |
| 回転数 | 弱1: 0〜1,500回/分 弱2: 0〜1,800回/分 中: 0〜2,100回/分 強: 0〜2,400回/分 |
| 打撃数 | 弱1: 0〜2,200回/分 弱2: 0〜2,600回/分 中: 0〜3,000回/分 強: 0〜3,400回/分 |
| サイズ | 169×278×36mm |
| 重量(バッテリー装着時) | 2.7kg |
| 付属品 | マルチボルトバッテリーBSL36A18BX(2.5Ah)×2個 充電器UC18YDL2(フル充電:25分) |
● 軽さとパワーのバランスに優れる
● オートストップ機能が搭載
● アプリカスタマイズが可能
● オートスロー機能がない




トルクと重量のバランスが良い、ラインナップで一番実用的な、ミドルクラスの製品になります。
5つの機能から得られるメリット
■ 強力なトルクでスピーディな締付け作業
■ 軽量コンパクトボディで操作性抜群
■ 締付けパワーの4段階調整で適正作業
■ オートストップ機能で締めすぎ防止
■ その他の機能
強力なトルクでスピーディな締付け作業



最大締め付けトルク630Nmの強力なボルト締め作業が可能。
ハイテンションボルトを使用する高負荷がかかる構造物でも、がっちり固定することができます。




鉄骨を強力に固定する締付けパワーを備えています。
軽量コンパクトボディで操作性抜群



従来の18V製品と比べてヘッドの長さが95mm縮小。
狭い場所や奥まった場所でもヘッドが干渉せず、2.7kgの軽量ボディと合わせて取り回しのしやすい工具になります。




630Nmの強力トルクと軽量コンパクトボディが、本製品最大の魅力です。
締付けパワーの4段階調整で適正作業



締付けパワーは4段階で調整が可能です。
トルクが指定されている場合や、耐久力の弱いボルトには調整しながら作業を進められます。




タイヤ交換など締付けトルクが指定されている場合は、パワーを調整しながら慎重に進める必要があります。
オートストップ機能で締めすぎ防止
| 項目 | 回転数 | オートストップ時間 | 用途 |
|---|---|---|---|
| モード1 | 1,500回/分 | 打撃開始後0.5秒で停止 | 自動車のホイールナットや配管の仮締め作業など |
| モード2 | 1,800回/分 | 打撃開始後1秒で停止 | |
| モード3 | 2,100回/分 | 打撃開始後1.5秒で停止 | 鉄骨の仮締め作業など |
| モード4 | 2,400回/分 | 打撃開始後2秒で停止 | 重機や橋梁の仮締め作業など |
オートストップ機能とは、打撃を感知し数秒後に自動で止まる機能です。
締めすぎによるボルトやネジ山の破損を防ぐ便利な機能になります。




ボルトを締めすぎるとボルト頭が取れる恐れがあるため、うまく活用していきましょう。
その他の機能
アプリカスタマイズで詳細設定が可能



スマホのアプリと連動してスペックの詳細設定が可能です。
回転数やオートストップ機能、LEDライトの点灯時間など、幅広いカテゴリーを詳細に調整することが可能です。




使いやすいように自分仕様にカスタマイズして、日々の仕事を快適にすることができます。
フリクションリングでソケット装着が楽



角ドライブにフリクションリングを設けることで、ピンを入れなくてもソケットの仮保持が可能です。




先端パーツ装着時に、ソケットが角ドライブから外れる心配がありません。
購入前に確認すべき1つのデメリット
オートスローモードがない



オートスローモードとはボルトやナットを緩める際に、打撃を検知して回転数を自動で落とす機能です。
ナットの脱落防止に便利ですが、WR36DDには搭載されていません。




ボルト締め込み時のオートストップモードは搭載しているため、緩めるときだけ注意すれば問題ないでしょう。
WR36DD の評判・口コミ
良い口コミ
「パワーが強い」「軽量コンパクトで扱いやすい」という点を評価する声が見られました。
1100N・mのWR36DAと並べるとコンパクトさが際立つ。取り回しやすくそして軽量。座金も座掘りなしでグングン締められる。
私は土台引きに使用しました。メーカー推奨はWR36DHでしたが、ヒノキの土台は節にアンカーが来たときはアンカーをしめきれるのか不安だった。口コミ投稿を見ましたら、やはりしめきれない時があるようでしたので、ワンランクupのWR36DDにしました。これならバッチリ締められます。
インパクトレンチはエアツールを使っていましたが、WR36DDのトルク強くて安かったのでぽちり。ハイコーキ36v製品の沼、クリーナ合わせて7台目。職人ではなく素人です。不動産屋なんで、仕事でハイコーキ36v使うのは園芸整備関係だけ(笑)。最大トルク630N・m。差込角が19mm。強弱切り替え4段の1モードでナットは外せます。オーバースペックって知って購入したのですが、気持ち良く外れます。
当方プラント配管屋ですがM24の本締め用に買ったけどパワーがあってかなり良いです
持ち運びのし易さも兼ねた総合力の高い工具。




パワーと操作性に満足している方が多いです。
悪い口コミ
「12.7mmの角ドライブでほしかった」という声が多かったです。
ソケット取付が12.7ならまだ使い道あるが19では変換アダプター必要だしその分長くなる。車の整備には向いてない。
19角ってハイコーキのそれは大工用じゃなく修理屋の使うインパクトレンチだよね 修理屋でも12.7で十分だったりするけど
日立は、なぜそのクラスで19mmで出したんだろう?19から変換ソケットを使う前提ならマキタの800N・mのほうが遥かに強い まぁ重いけどねw 土台を締めるんだから、重さも有利になるんだよねぇ 正直、動画を見る限り、ホントに600N?って思うほどパワー無いように見えた もちろん、大工だけが使う工具ではないので他の職種にはこのクラスで19mm、っていうのが欲しい人もいるかもしれない、、
本当に残念 12.7だったらほしかったぁ
DIYで、ヘッドが19mmつまり3/4インチは使わないなあ。また、別に付属品を揃えないといけません。




12.7mm角ドライブが必要な方は、同等スペックのWR36DEを選びましょう。
元工具バイヤーの見解
トラックのタイヤ交換や鉄骨の仮締め作業におすすめの製品です。
最大締付けトルク630Nmと軽量コンパクトボディにより、これらのボルト締め作業をスピーディにおこなうことができるでしょう。
一方で角ドライブ論争があり、本製品の19mmよりも12.7mmの方が良いという声もありますが、これは今持っているソケットのサイズによって選べばよいと思うので、どちらが優れているとかはないと考えています。
19mmならWR36DD、12.7mmならWR36DE。
ぜひ参考にしてみてください。
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