2025年10月に株式会社マキタより18V充電式マルチツールTM53Dが発売されましたので、徹底解説します。
元工具バイヤーホームセンター勤務14年。工具バイヤー3年の経験でわかりやすくお伝えします。
TM53Dのスペック(旧品比較)
| 項目 | TM53D | TM51D |
|---|---|---|
| 写真 | ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() |
| 発売日 | 2025年10月 | 2015年7月 |
| 定価 | 31,700円 (本体) | 68,600円 30,500円 (フルセット/本体) |
| 振動数 | 6,000~20,000回/分 | 6,000~20,000回/分 |
| 振動角度 | 左右1.6° (計3.2°) | 左右1.6° (計3.2°) |
| STARLOCK MAX対応 | なし | なし |
| グリップ周長 | 139mm | 195mm |
| サイズ | 329×80×120mm | 340×80×122mm |
| 重量(B装着) | 1.9kg | 2.2kg |
| 付属品 | カットソーTMA047(A-63797) サンディングパッド(A-64098) サンディングペーパー(木工用#60/#120/#240各2枚) ツールボックス ※バッテリー・充電器別売 | バッテリーBL1860B(6.0Ah) 充電器DF18RF(フル充電:約40分) カットソーTMA047(A-63797) サンディングパッド(A-53447) サンディングペーパー(木工用#60/#120/#240各2枚) ツールボックス |
● 従来機よりも作業能率20%UP
● 周長139mmの極細グリップ
● ツールレスで簡単ブレード脱着
● 振動数のダイヤル調整が可能
● STARLOCK MAX 装着不可




軽量化とグリップのスリム化で操作性を飛躍的に向上させた製品になります。
5つの機能から得られるメリット
■ 定回転制御で作業能率20%アップ
■ 細径グリップで握りやすく疲れにくい
■ 振動調整ダイヤルで切断速度の調整
■ 工具レスで360°方向にブレード装着
■ 防滴・防じんで故障を防ぎ長持ち
定回転制御で作業能率20%アップ



ハイパワーブラシレスモーター搭載により高負荷作業でも回転数を落とすことなく力強い作業が可能。
従来機よりも作業能率が約20%向上し、常に安定したパワーで効率よく作業を進めることができます。




マルチツールはパワー不足が課題です。本製品の発売で、より高負荷な作業でもスピーディにこなせるようになりました。
細径グリップで握りやすく疲れにくい



従来機より周長を56mm短縮し139mmまでスリム化しました。
抜群の握りやすさでしっかりと本体を保持できるため、長時間の作業でも手が疲れにくいのが特徴です。




グリップ周長139mmはラインナップNo1の細さになります。
振動調整ダイヤルで切断速度の調整



振動数の調整機能で作業シーンに適した切断・研磨が可能。
リフォーム現場など、他を傷つけずに作業をするときに最適です。




細かく繊細な作業は振動数を弱め、大雑把な切断・研磨では振動数をMAXにしましょう。
工具レスで360°方向にブレード装着



ホルダーボルトを差し込みレバーを閉じるだけで簡単に固定。
部品交換の手間が減り作業効率がアップします。




ブレード交換に道具が必要ないため、スピーディに取り換えが可能です。



ブレードの取付け角度を30°ごとに360°全方位へ設定できます。
壁際や狭い場所でも最適な向きで、効率よく作業を進めることが可能です。




無理な態勢でもスムーズな作業が可能になります。
防滴・防じんで故障を防ぎ長持ち



防滴・防じん機能搭載。
水や粉じんによる故障リスクを低減し、様々な現場で安心して長く使用できます。




研磨時の粉塵が本体内部に入る心配もありません。
購入前に確認すべき1つのデメリット
STARLOCK MAX 装着不可



TM53Dは、STARLOCK MAXのブレードに対応しておりません。
そのため対応製品に比べて、作業スピードが少し遅いです。




TM53Dが対応しているSTARLOCK PLUSのブレードは市場で一番流通しているため、たくさんの選択肢から選べます。
TM53Dの評判・口コミ
良い口コミ
「本体がスリムで使いやすい」「安いブレードが使えるのが良い」という点を評価する声が見られました。
TM52DZは頭が大きく使いずらかった。何よりこちらのTM53DZは格安の使い捨て刃がつかえるので良かったです。 現場で使う身としてはスターロックの刃は高すぎる! グリップも頭も細く使いまわしが良いです。
石膏ボードがくり抜きたくて購入しました。 とても簡単に出来ました。
外れないボルトのカットのために購入しました。 他ブランドに比べてパワーもしっかりしててやっぱり安心のマキタでした。
51も52も使ったことがあります。52だと私の使用状況では頭が大きくて邪魔だったので、52の性能と51のスリム感を求めていました。性能的には52より少し下かもしれませんがスターロック専用じゃない方が良かったのでとても満足しています
とても切れ味よく、精密で精度が高いです。木材の切断や研磨などは使い勝手がとても良いです
振動が前の機種より少ないように、感じます。それと、かなり握りやすくなったように、思います。
コーキング撤去用に、購入しました。 以前購入した、スターロックMAXより。 小さいので、取り扱いやすく。 良い仕事してくれます!
TM52DZと悩みましたが、パワーよりコストと使いやすさからこちらにしました。ディスクグラインダーより安全に使えるので気持ち的にも楽でした。屋内の電気配線で梁の切りかきに使いましたが、楽に切れます。
スターロックもOISも対応しているので、とても便利で、替え刃も安く購入できるので、維持費が安上がりで、いい工具です。
これまで愛用していた「TM51DZ」は、動作音が大きくなってきたことが気になり、今回買い替えを決めました。新しい機種を使用した結果、総合的には大満足。 旧機種と比較して最も明確に改善されたのは動作音です。以前のモデルよりも明らかに静かになり、静音性の向上を強く実感しています。 また、特筆すべきはボディ形状の進化です。ボディが細くなったことで、以前よりも格段に持ちやすく、作業がしやすくなったことが大きなメリットだと感じています。切断性能はほんの少し良くなった感覚があり、電池の持ちもやや改善された印象です。 総合的に見て、静音性と操作性が大幅に向上したため、買い替えて大変満足しています。




STARLOCK MAXが使えないことを、デメリットと捉えてない方が多いですね。
悪い口コミ
「性能自体がTM52Dより劣る」「ピンレスブレード装着の機能がほしかった」という声が多かったです。
旧型より劣る新製品を同じ値段で出すなんてマキタとして恥ずかしい。
見た目が良くないし、STARROCK MAXが新しい標準になりつつある流れに逆行している。
52Dでは無理なOISの激安ブレードが気兼ねなく使えるところが魅力のモデルだが、技術的な進化があったわけじゃない。あと52Dより頭がスリムだから狭いところで少し有利、このあたりをもうちょっと改善してほしい。
音は52の方が静かで、評価は52>>53>>51って感じです(TM51/52/53を使い比べた上での評価)
それよりもフックをつけてほしい。
ピンレスを待っていたが期待外れだった
TM52がパワーが強くて無難
BOSCHがエクストラコーティング刃をリリースしたお陰でスターロックMAXが無くても大丈夫と思える様にはなりましたが、ピンが嫌い。makitaもピンレスのマルチツール出せば良いのにと思う。
ちょうど現場でTM51にOISついたマルチ借りたらピンも刃も床の隙間に落ちて萎えたので、やっぱピンレスじゃないと…
マキタは早くピンレスにすべき




現在マキタのラインナップにピンレス式はありません。皆さん待ち望んでいるようです。
元工具バイヤーの見解
マルチツールに何を求めるのかによって選ぶ製品は変わってきそうです。
TM52Dは抜群な操作性に重きを置いています。
ある程度のパワーを搭載しながら、軽量コンパクト&グリップのスリム化により、狭い現場でも最大のパフォーマンスが出せる製品になっています。
一方で、STARLOCK MAXに対応しておらず、パワーもTM52Dに少し劣るため、フルパワーでスピーディな作業を求める方には、別の選択肢もありそうです。
私個人としては、TM53Dはパワーとバランスに優れた現場で一番活躍できるマルチツールではないかと感じています。
ぜひ、参考にしてみてください。













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